【知ってるようで知らない規則】 尺貫法 ~”勺”や”坪”などの古くからある日本の単位系

決まり事
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世の中には様々なルールがあります。
規則・規定・規格…呼び方は多々ありますね。
そんなルールの中には聞いたことはあるけど内容まではちゃんと理解していないものがあるのではないでしょうか?
本記事ではそんなモヤモヤを解決していけたらと
思います。

今回は、尺貫法について記述していきます。

尺貫法とは?

日本の昔話や熟語などには「尺度」の”尺”、「一寸法師」の”寸”、「九分九厘」の”分”と”厘”などの長さを表す単位が度々登場します。
「九分九厘」に関しては「十中八九」と同じように「ほぼ確実に」という意味だとは知っているけど、単位を表しているということまで知っている人は少ないのではないでしょうか?
これらの単位は、尺貫法という東アジアの単位系で定められたものです
江戸時代の頃から使用されている単位系なので、歴史に詳しい人ならよく知っているのではないでしょうか?
ちなみに、私は社会科目(というか暗記科目)が大の苦手なので全く詳しくありません。

“尺”が長さ、”貫”が重さを表す単位系なので、尺貫法は長さ・面積・体積・質量を表した単位系となります
ちなみに、”貫”は日本独自の質量の単位なので、中国だと尺”斤”法だったりする模様。
そういう意味では、日本独自の単位系になっているとも言えるのが尺貫法です。

尺貫法は取引での使用が禁止されている

昔は尺貫法が使用されていたわけですが、時代が進むに連れてそうもいかなくなってきました。
グローバル化に従って各国の単位系を統一する必要が出てきたからです
国際的な単位系の足掛かりとなったメートル法が普及してからしばらく経つと、尺貫法を取引や証明に使用することは禁止されてしまいました
その為、昨今では尺貫法で表したものを見る機会は減っています。
まあ、取引や証明に使ってはいけないだけであって、尺貫法の使用自体が禁止されたわけではないので未だに見かけることはありますけどね。
普段使いするかというと微妙ですが。

尺貫法以外の単位系であるヤード・ポンド法、メートル法、国際単位系(SI)なんかも別途まとめていくので、気になる方はそちらもご覧ください。

とりあえず国際単位系のリンクを代表としておいておきます。
他は勉強カテゴリの規則カテゴリに突っ込んであります。

尺貫法の長さの単位

尺貫法を使用していた後にメートル法→国際単位系という順番に定められていったので、尺貫法内での相関は切りの良い数字になっているもののそれ以外は何とも言えない数字になっています
覚えるほどのものでもないので、忘れた時に調べるなり解説されているサイトをフォロー・ブックマークするなりしとくと良いのではないでしょうか?(露骨なアピール)

単位読みメートル換算尺基準備考
3927.3m12960尺1里=36町
ちょう109.09m360尺1町=60間
じょう3.0303m10尺1丈=10尺
けん1.8182m6尺1間=6尺
しゃく0.30303m1尺=10寸
すん0.030303m0.1尺1寸=10分
0.0030303m0.01尺1分=10厘
りん0.00030303m0.001尺

こうやって見ると「母を訪ねて3000里」ってヤバいですね。
“里”だからふんわりしていますが、メートルで表すと約12,000km…300回くらいフルマラソンすればいいんですね♪

ちなみに、”寸”に関しては元々は親指の幅を基準としたようです。
つまり、一寸法師は親指くらいのサイズです。特に覚える必要はないです。

尺貫法の面積の単位

次は面積を表す単位です。

単位読み平方メートル換算坪基準備考
ちょう9917.4m23000坪1町=10反
たん991.74m2300坪1反=10畝
99.174m230坪1畝=30坪
つぼ3.3058m2

“畳”も古くからある単位ではあるのですが、地域差があるからか尺貫法として扱われていることはないようです。
個人的に気になるので別途時間がある時に調べてまとめようと思います。

尺貫法の体積の単位

次は体積を表す単位です。

単位読みリットル/立法センチメートル換算勺基準備考
こく180.39L=180390cm310000勺1石=10斗
18.039L=18039cm31000勺1斗=10升
しょう1.8039L=1803.9cm3100勺1升=10合
ごう0.18039L=180.39cm310勺1合=10勺
しゃく0.018039L=18.039cm3

個人的に見覚えがあるのは一”升”瓶と米の一”合”です。
酒は弱いので全く詳しくないのですが、一升瓶って結構でかいんですね。
1Lのペットボトル想像すると結構な量です。

米は一合、二合とは呼ぶものの、あの呼び方が尺貫法に則っているとは知りませんでした。
米の為のなんか特殊な単位なのかと思ってました(笑)
冷静に考えればそんなわけないよね。

一応補足しておくと、1L=1000mL=1000cm3です。

尺貫法の質量の単位

最後に質量の単位です。

単位読みグラム換算分基準備考
かん3750g10000分1貫=6.25斤=100両
きん600g1600分1斤=16両
りょう37.5g100分1両=10匁
もんめ3.75g10分1匁=10分
ぶん0.375g1分=10厘
りん0.0375g0.1分

“厘”は長さの単位でもありましたね。
“厘”は1/100を意味しているらしく、長さに於いては一寸の1/100、質量に於いては一匁の1/100になっているようです。
基準にすべき単位を大体忘れるから1/100だけ覚えておいても何の意味もないけどね。

ちなみに、「はないちもんめ」は漢字だと「花一匁」になりますが、この”匁”は銀貨の貨幣単位です。
つまり、花が一匁の値段だったんですね。
“花”が指す内容が植物なのか動物なのかははっきりしていないらしいですけどね
意味が分からないという人はまだ早いということなので調べちゃだめですよ?

以上、尺貫法についてでした。

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