今回は「DVD+R DL」についてです。
初めに
IT用語をまとめたサイトは数多くあります。
あるのですが、詳しく説明しようとしているのか情報過多になって、結局何が言いたいのかわからないサイトが非常に多いです。
また、編集者が知ってて当たり前と認識している内容の説明はスルーしていることも多々あります。
私は一応電気電子が専攻なので、IT用語は基礎中の基礎から知りたいのです。
その為、こうして自分で調べて自分なりに自分の言葉でまとめておこうと思ったわけです。
本記事は、タイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。
また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。
詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。
DVD+R DLとは?
DVD+R DLの説明に入る前にDVD+Rについて説明します。
DVD+RとはDVD+RWアライアンスという会社の規格に則って製作されたDVDです。
普通にプラスアールと読みます。
実際の機能はDVD-R[Digital Versatile Disc Recordable]とほぼ同じです。
つまり、記録可能[Recordable]なDVDということです。
※ DVDとは、CDの上位互換であるディスク(円盤状のメモリ)のことです。
DVD+RとDVD-Rの違いは、「どこの会社の規格に則って製作されたか」です。
DVD+RはDVD+RWアライアンス、DVD-RがDVDフォーラムという会社の規格に則って製作されています。
先に作ったのがDVDフォーラムで、後から作ったのがDVD+RWアライアンスです。
その道の方々にとっては色々違いがあるのでしょうけど、一般人にとってはどちらも変わりません。
一応”-“が付いているか”+”が付いているかでどちらの会社が作ったのかは判断できます。
DVD+Rは、データが何も書き込まれていない真っ新な状態で、購入者がそこにデータを記録していくわけです。
ただ、一度だけ記録可能という注釈が付きます。
厳密には容量の範囲内でなら小分けにして何回でも書き込みが可能ですが、容量いっぱいになるとそれ以上は一切書き込めなくなります。
その性質から、追記型と呼ばれています。
あくまで空いている箇所に書き込んでいくので、一度書き込んだ内容は修正不可能という点は勘違いしないようにしましょう。
このDVD+Rに[DL]と付いているわけですが、この[DL]は[Dual Layer/Double Layer]のことです。
DVD+Rが[二つの層]になるんです。
どういうことかと言うと、DVD+Rが一層だとすると、DVD+R DLはDVD+Rが二枚重なって二層になったのと同等の性能を持っているということです。
もっと簡単に言えば、容量が約二倍になります。
後ろにDLが付いてたら『容量が大きいヤツか』程度の認識を持っていれば問題ないです。
まとめ
DVD+R DLとは、容量が約二倍になったDVD+Rのことです。
DVD+RWアライアンスという会社の規格に則って製作されています。
以上、「DVD+R DL」についてでした。