今回は「キャッシュ」についてです。
初めに
IT用語をまとめたサイトは数多くあります。
あるのですが、詳しく説明しようとしているのか情報過多になって、結局何が言いたいのかわからないサイトが非常に多いです。
また、編集者が知ってて当たり前と認識している内容の説明はスルーしていることも多々あります。
私は一応電気電子が専攻なので、IT用語は基礎中の基礎から知りたいのです。
その為、こうして自分で調べて自分なりに自分の言葉でまとめておこうと思ったわけです。
本記事は、タイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。
また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。
詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。
キャッシュとは?
キャッシュとは英語で[cache]と書きます。
意味は[隠し場所]です。
[現金]を指す[cash]とは微妙に綴りが違います。
キャッシュとは、閲覧しているWebページのデータを保存しておく仕組みのことです。
よく読む本とかよく使用する調味料って手に取りやすい位置に置きませんか?
これと同じで、よく閲覧するWebページを素早く読み込めるようにした工夫がキャッシュです。
具体的には、メモリ領域にWebページのコピーを保存しています。
通常、インターネットでWebページを閲覧する場合、以下のような手順を踏んでいます。
仮にキャッシュが残っている状態で『もう一度あのWebページが見たいな』と思った場合、②③の手順がなくなって手順が簡略化されます。
だからWebページを素早く読み込めるようになっているのです。
あくまでコピーなので、Webページの内容が更新されている場合は最新ではない情報が表示されてしまうという点は注意が必要です。
まあ、その場合はF5キーを押して内容を更新すればいいんですけどね。
ちなみに、キャッシュはCPUに内蔵されているキャッシュメモリに保存されます。
キャッシュメモリはCPUとメインメモリの通信を補う高速なメモリのことです。
メインメモリよりも応答速度が速いので、キャッシュメモリにキャッシュを保存しておくことでより高速に高速処理を行っているという背景もあります。
ただ、キャッシュを必要以上に増やすと無駄な処理が増えてしまうので、逆に動作が重くなり兼ねないので注意しましょう。
Webブラウザの設定を開けばどこかしらにキャッシュの項目が存在するので、コンピュータの動作が重いと思ったらキャッシュを消去してみるのも良いかもしれません。
まとめ
キャッシュとは、閲覧しているWebページのデータを保存しておく仕組みのことです。
以上、「キャッシュ」についてでした。