今回は「電解コンデンサ」についてです。
初めに
業界には特有の専門用語があります。
私は一応電気系の仕事をしているので、そちらの基礎知識を本ブログにそれなりにまとめています。
なのですが、用語の意味だけ早く知りたい場合はどこに記述されているか探す必要が出て苦労しそうなので、こうして別途用語をまとめておくことにしました。
少しでも疑問に思った単語は調べてまとめていこうと思いますので、興味があったら他の単語の記事も眺めてみてください。
最低でもちょっと賢くなった気分にはなれるはずですよ?
ちなみに、本記事はタイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。
また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。
詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。
電解コンデンサとは?
電解コンデンサとは、アルミニウムやタンタルなどの金属の表面に化学反応(電気分解)で発生させた酸化被膜を形成し、酸化被膜を誘電体(絶縁体)として使用するコンデンサのことです。
特徴をまとめると、以下の通りです。
- 小型
- 大容量
- 極性あり(※ 極性無しのものも開発されている)
- 寿命あり
- 発熱しやすい
電解液という液体が電解コンデンサとしての性質を維持しているのですが、この電解液、蒸発します。
使い続けているといつか電解液が無くなるので、電解コンデンサには寿命が設定されています。
また、電解コンデンサ自体が発熱しやすいので、使用温度に気を付けないと加速度的に寿命が縮むことになります。
ちなみに、電解液が液漏れすると一気に使い物にならなくなります。
用語としての簡単な説明は以上です。
もう少し踏み込んだ説明も欲しい場合は以下の記事へどうぞ。
まとめ
電解コンデンサとは、電解液を使用している小型・大容量なコンデンサのことです。
電解液は消耗品で、全て蒸発すると電解コンデンサとして成り立たなくなります。
以上、「電解コンデンサ」についてでした。