今回は「セラミックコンデンサ」についてです。
初めに
業界には特有の専門用語があります。
私は一応電気系の仕事をしているので、そちらの基礎知識を本ブログにそれなりにまとめています。
なのですが、用語の意味だけ早く知りたい場合はどこに記述されているか探す必要が出て苦労しそうなので、こうして別途用語をまとめておくことにしました。
少しでも疑問に思った単語は調べてまとめていこうと思いますので、興味があったら他の単語の記事も眺めてみてください。
最低でもちょっと賢くなった気分にはなれるはずですよ?
ちなみに、本記事はタイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。
また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。
詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。
セラミックコンデンサとは?
セラミックコンデンサとは、名称通りセラミック(陶磁器のこと、無機物を加熱処理し焼き固めた焼結体)を使用したコンデンサです。
セラコンと略して呼ぶことが多いです。
コンデンサの中では小型な部類で、使用頻度は最も高いです。
小型な割に容量が大きく、温度特性やDCバイアス特性(電圧によって容量が変化する)が良好なのが特徴です。
形状による種類分けは、円板型と積層型の2種類があり、以下のような見た目をしています。
《円板型》
《積層型》
特に積層セラミックコンデンサはあらゆる電子機器に使用されていて、一つの基板に数百個単位で搭載されていることも珍しくありません。
基板を見た時に橙色の直方体が搭載されていたら、それらは全部セラコンなんだと覚えておきましょう。
用語としての簡単な説明は以上です。
もう少し踏み込んだ説明も欲しい場合は以下の記事へどうぞ。
まとめ
セラミックコンデンサとは、名称通りセラミックを使用したコンデンサです。
中でも積層セラミックコンデンサはあらゆる電子機器に使用されていて、見かけないということはまず無いでしょう。
以上、「セラミックコンデンサ」についてでした。