【基礎から学ぶ静電力】 平行板コンデンサに導体を挟んだ場合の静電容量

電気電子
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基本的に”イメージ”を意識した内容となっておりますので、基礎知識の無い方への入門向きです。
じっくり学んでいきましょう!

今回は、「平行板コンデンサに導体を挟んだ場合の静電容量」についての説明です。

平行板コンデンサの静電容量

平行板コンデンサの静電容量C[F]は、誘電率ε[F/m]と導体板の面積S[m2]に比例し、導体板間の距離d[m]に反比例する

平行板コンデンサに導体を挟んだ場合の静電容量

導体の長さをx[m]とすると、以下のようになる。
平行板コンデンサの静電容量C[F]は、誘電率ε[F/m]と導体板の面積S[m2]に比例し、導体板間の距離d-x[m]に反比例する

平行板コンデンサに導体を挟んだ場合の静電容量

コンデンサには電荷を蓄えられる容量があり、これを静電容量と呼びます。
量記号はC、単位は[Fファラド]です。
コンデンサについての詳しい説明が必要な方はこちらへどうぞ。

コンデンサは、2枚の金属板が並んだ構造になっていて、金属板の間には誘電体(絶縁体)が挟まれています。
その為、平行板コンデンサ、平行平板コンデンサとも呼ばれています。

図1

平行板コンデンサの静電容量C[F]は、誘電率ε[F/m]と導体板の面積S[m2]に比例し、導体板間の距離d[m]に反比例します

ここからが本題、『この平行板コンデンサに導体を挟んだら静電容量はどうなるか』です。

結論から言います。

導体の長さをx[m]と置いた時、
C=εS/dという関係式の内、dがd-xに置き換わるだけです。
つまり、C=εS/(d-x)です。

図2

導体の誘電率について考えだすと理解に苦しんですごいことになると思うので、ここでは置いておきます。
単純に金属板が分厚くなって平行板距離がx[m]分短くなっただけというイメージで覚えてしまいましょう。
※ 覚える為のイメージの話です。

図2のように導体と誘電体で二分されている場合はもちろん、誘電体と誘電体の間に導体が挟まれていたとしても同じことが言えます。

以上、「平行板コンデンサに導体を挟んだ場合の静電容量」についての説明でした。


【基礎から学ぶ静電力】

◎電荷と静電気 ~静電気の発生原理
◎コンデンサ ~構造と動作原理
◎電荷と電流の関係
◎静電気に関するクーロンの法則

◎電界と電束と電気力線の関係
◎電界と電位の関係
◎平行板コンデンサの静電容量

◎平行板コンデンサに導体を挟んだ場合の静電容量
◎コンデンサの合成静電容量
◎コンデンサに流れる電流
◎コンデンサの静電エネルギー

◎充電されたコンデンサ同士を繋いだ時の挙動

◎R-C回路のコンデンサ端子電圧の時間的変化

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