【基礎から学ぶデシベル表示】 dBmとdBμの計算

電気電子
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基本的に”イメージ”を意識した内容となっておりますので、基礎知識の無い方への入門向きです。
じっくり学んでいきましょう!

今回は、「dBmとdBμの計算」についての説明です。

dBmとdBμとは?

デシベル表示の中には、dBmdBμという変わった単位があります。
仮に電圧の単位がdBmやdBμになっていたとします。
この場合、前者は1mVを0dBmと定義した時の電圧の単位後者は1μVを0dBμと定義した時の電圧の単位を意味します。
こんな感じに基準を設けてあるのです。

言葉ではわかりづらいので、何個か例を挙げて説明していこうと思います。

『そもそもdBって何?』という方は先に以下の記事を読んでください。

【基礎から学ぶデシベル表示】 dBとは何なのか? ~利得・ゲインの計算
基本的に"イメージ"を意識した内容となっておりますので、基礎知識の無い方への入門向きです。じっくり学んでいきましょう!今回はdBとは何なのか/利得・ゲインの計算についてです。

実際の計算例①

問)100mVは何dBm?

電圧利得をGv、電圧増幅度をAvと置くと、電圧利得は以下のように表せます。

Gv=20log10Av

1mVの時が0dBmなので、20log10(1mV)=20log10(100mV)=0dBmというように考えます。

なので、100mVの場合は以下のように考えます。

20log10(100mV)=20log10(102mV)=40dBm

ということで、100mVは40dBmです。

実際の計算例②

問)100mVは何dBμ?

先程はdBmで表しましたが、今度はdBμで表してみましょう。

1μVの時が0dBμなので、20log10(1μV)=20log10(100μV)=0dBμというように考えます。
基本の考え方は同じなのです。

なので、100mVの場合は以下のように考えます。

20log10(100mV)=20log10(105μV)=100dBμ

ということで、100mVは100dBμです。

実際の計算例③

問)10dBmは何mW?

電力利得をGp、電力増幅度をApと置くと、電力利得は以下のように表せます。

Gp=10log10Ap

1mWの時が0dBmなので、10log10(1mW)=10log10(100mW)=0dBmというように考えます。

なので、10dBmの場合は以下のように考えます。

10=10log10(ApmW)
1=log10(ApmW)
Ap=101=10

ということで、10dBmは10mWです。

実際の計算例④

問)-10dBmは何mW?

最後はマイナスの場合を考えていきます。
まあ、考え方は変わりませんけどね。

-10=10log10(ApmW)
-1=log10(ApmW)
Ap=10-1=0.1

ということで、-10dBmは0.1mWです。

定義さえしっかり押さえておけばなんとかなるので、迷ったら定義を書きだすといいですよ?

以上、dBmとdBμの計算についての説明でした。


【基礎から学ぶデシベル表示】

◎dBとは何なのか? ~利得・ゲインの計算
◎dBmとdBμの計算
◎電力をベースにした時の真数とdBの関係

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