【製図の基礎知識】 アイソメ図 ~建築分野で使用される投影図

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技術系の仕事をしていると何かしらの図面を見る場面が出てきます。
自分で描くことがないとしても、基礎は知っていることに越したことはありません。
ということで、本当に基礎的だけど知っておいた方がいいと思った内容をまとめていこうと思います。

今回は、「アイソメ図」についての説明です。

初めに

アイソメ図は端的に言えば建築分野で使用されている図面の描き方・手法のことです。

私は一応電気系の人間なので建築分野は全くわかりません。
では、なぜアイソメ図についてまとめ出したのかと言うと、ポンチ絵について調べていたらアイソメ図の説明も出てきてしまったからです

わからないことをわからないままにするのも何なので、それなりに調べてそれなりにまとめました。
なので、本当に基礎的な内容しか載せていないことをご了承くださいませ。

ポンチ絵についても気になる場合は以下の記事もどうぞ~。

アイソメ図とは?

アイソメ図とはアイソメトリック図の略で、立体を斜め上方向から見た図の表現方法です。
建築や配管の分野でよく使用されているようです。

アイソメトリックは、「iso:等しい」+「metric:メートル・距離」なので、アイソメトリック図=長さが等しい図ということになります。
縦・横・高さが1:2:3になっている直方体があったとすると、アイソメ図上も各辺の比が1:2:3になっているわけです。

また、アイソメ図は等角投影図とも呼ばれます。
等角で投影する図なので、縦・横・高さの軸(X軸・Y軸・Z軸)がそれぞれ120°間隔になるように投影している点が特徴です

つまり、物体を斜め上方向から描写して俯瞰的に捉えることで奥行きや高さがわかりやすいことに加えて実際の寸法に沿って描かれているので、実物のミニチュアを図面に興したような図になっているものがアイソメ図です
もちろん、実物はX軸・Y軸・Z軸が120°で交わっているわけがないので、実物と全く同じというと語弊を生みますけどね。

図1

アイソメ図を使うメリット

斜め上方向から見た図を描くと立体的に描写されるのでアイソメ図に関わらずイメージを具体的にする際にたまに描くこともあるかと思いますが、特にアイソメ図を描くことで得られるメリットについて簡単に考えてみます。

アイソメ図のポイントは何と言っても図面内のどの物体においても尺度が同じという点です。
どういうことかと言うと、自宅をアイソメ図で描いた場合にテーブル・椅子・冷蔵庫・洗濯機などの家具のサイズが全て同じ尺度で描かれます。
つまり、物体同士のサイズの比較が一目瞭然になります
客観視するのに向いた描き方なんですね。

また、X軸・Y軸・Z軸の尺度が同じになっているということは、アイソメ図上でX軸方向に1cmの長さの箇所とY軸方向に1cmの長さの箇所は全く同じ寸法ということになります
なので、余分な情報を付け足さなくてもアイソメ図にスケールを宛がって寸法測定すれば実際の長さを算出することもできます
よくできた考え方ですよね。

ちなみに、寸法表示に関しては平面図を使えば事足りるとも言えるのですが、設計者はともかく見せられる側が実物をイメージするという点においてはやはり平面より立体の方が向いています。
そういう意味でも、アイソメ図は便利ですね。

電気の仕事上で描くこと無い気がするけど。

以上、アイソメ図についての説明でした。

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